カナダの貿易

カナダの外国との貿易について

カナダは貿易依存度の高い国といえます。輸出、輸入ともに隣国アメリカへの依存度が高く、輸出額の75%、輸入額の50%がアメリカとなっているのでアメリカの経済状況に左右されやすい状況といえます。現実としてアメリカの好景気、不景気に影響されるようにカナダも景気が上下しやすいことがあります。2008年のリーマン・ショックの影響を受けそれまでプラス成長を続けていたカナダもマイナスを記録することになりましたが、その翌年からは再びプラスとなっています。(2009年ベースで総輸出額は3,600億加ドル,総輸入額は3,652億加ドルであり約51億の赤字)

 

カナダの主な貿易品目
輸出 石油・自動車・ガス・石炭・自動車部品・航空関連製品
輸入 自動車部品・コンピューター周辺機器・化学製品・動力部品

 

 

日本とカナダの貿易関係は

日本からの輸出品の多くは自動車が多く全輸出品の約40%です。それからテレビ、カメラ等や情報通信機器も多いですね。一方カナダからの輸出品は鉱物性燃料、精肉製品となっています。日本とカナダの貿易関係は貿易摩擦の起こりにくい関係といえます。日本の輸入品は資源や農産品が多く、逆にカナダの輸入品は製造業品だからです。

 

相互に輸出品が被らないのと、相互補完的な関係が注目点といえます。今後カナダの輸出品としてIT・ハイテク産業に注力すると見られているので両国間の関係にも注目でしょう。

 

カナダから見るとアジア諸国のうちで貿易関係が強いのは日本、中国、韓国の3国となっていましたが近年は中国との関係性が強くなっており貿易相手国としての日本の地位は下がりつつあります。カナダ政府としては貿易の多様化を進めており、アジア各国ともFTA交渉を進めているところです。日本以外の国との積極的な通商関係を進めており、日本の存在感は下がっていく可能性が高いといえます。