カナダの一次産業

カナダの一次産業(農林水産業・鉱業)について知っておこう

カナダといえば農林水産業のイメージと馴染みがあると思われる方が多いようですが、実際カナダは資源大国として世界中に資源を輸出、加工して出荷しています。カナダの広大な土地では戦後の食糧難もあって農業が盛んになってきました。農地の大規模化と特定品種の大量生産化が進んでいきます。またこの頃から減少する農業人口に合わせて農業の機械化も進んでいきました。

 

また、カナダといえば針葉樹林に代表される森林資源が豊富であることも有名です。森林資源は加工されパルプ、紙、木材として輸出されていきます。輸出金額に占める割合としてはパルプなどが約180億カナダドルで4.3%、木材などは約90億カナダドルで2.2%となっています。メープルシロップも超有名なカナダ産の商品ですね。

 

カナダは世界で2番めに広い国土を持ち、海岸線に関しては世界一の長さを持っています。そして太平洋、大西洋、北極海に囲まれて豊富な漁場として漁業も盛んです。日本でもカナダ産のサーモンは市場やスーパーにならぶ馴染みの深い一品です。

 

カナダの鉱業としての鉱物・金属は世界有数の生産大国です。セシウム、ウラン鉱石の生産量は世界一で世界全体の約20%を供給しています。この他に金、ダイヤモンド、カリ、硫黄の産出も世界有数です。金の産出は2008年ベースで約30億カナダドル(約95トン)産出があり、こちらはオンタリオ州での産出が半数です。カナダ産出の金の50%は日本へ輸出されています。卑金属はカナダ輸出品目の8.5%もあることから重要な貿易品目であることがわかりますね。鉱物性生産品はカナダの主要輸出品目で約1200億カナダドル以上(29%)を占めます。